| 神奈川県無形民俗文化財指定(昭和53年) かながわの民俗芸能50選(昭和57年) 国土交通省 関東運輸局後援(平成23年) |
![]() |
| 真夏の太陽が照りつける海の日、美しい湘南の西浜海岸に数多くのみこしが集まり、壮大な夏の祭典が斎行される。これが世に名高い茅ヶ崎海岸浜降祭で暁の祭典とも称されています。この祭典は、御祭神が「みそぎ」を行うことによって、水の力、水の霊力を呼び、その霊力によって御神威新たな神々を奉迎する神事です。また、祭典終了後には、地元にもどり、各家々の「家内安全」「無病息災」を練り歩きふりまくといった茅ヶ崎・寒川に深く根付いている土着の祭です。 |
| ☆浜降祭合同祭典 |
![]() |
| 浜降祭の起源については、諸説がありますが、古老のみなさんの話をまとめてみると、次のような説に集約されます。 今から170年ほど前の天保9年(1838)、寒川神社の神輿が、例年春に行われる国府祭(こうのまち)【大磯町国府本郷】に渡御した帰途、相模川の渡し場で寒川の氏子と地元の氏子が争いを起こし、川に落ちて行方不明になってしまいました。その数日後、南湖の網元である孫七さんが漁の最中にこのご神体を発見し、寒川神社に届けたことを契機に、毎年同神社の神輿が、そのお礼のため南湖の浜に赴き、「禊(みそぎ)」をするようになったと言い伝えられています。 一方、江戸時代後期に幕府がまとめた『新編相模国風土記稿』によると、鶴嶺八幡宮では、寒川神社のお礼参りよりずっと古い時代から、心身の罪やけがれを清める「みそぎ」の神事を行うため、毎年、浜辺への渡御が行われていたとあります。 このように両神社の伝承は、古くから語り継がれ、それが後世になって合体して定着し、その後明治9年(1876)にこれまで旧暦の6月29日に行われていた「みそぎ」神事を新暦の7月15日と定め、名称も”浜降祭”と呼ばれるようになりました。また、平成9年(1997)には、例祭日を7月20日に変更しましたが、祝日の改正に伴い平成16年からは7月海の日(第3月曜日)に例祭日が再度変更しました。。 |
| ☆豆知識 | |||
| その1 | 神輿が海に入る「みそぎ」は、午前5時〜7時の入場時と式典終了後の8時以降。 式典がはじまると帰られる方がいますが、まとまった神輿が海に入るのを見るには、お発ち(式典後一斉に神輿が動き出す)の後の8時過ぎがお薦めです。海の状況により、入らない時もあります。 |
![]() |
|
| その2 | 「どっこい、どっこい」という掛け声は、相州神輿独特なもの。 掛け声だけではなく、神輿を担ぐ時に歌われる「茅ヶ崎甚句」が聞けることもあります。 |
||
| その3 | 神社によって神輿の担ぎ方が違うのでそれを見比べるのも面白い。 | ||
| その4 | 神社を出発する前に暗がりの中で幻想的に行われる「宮出し」も一見の価値あり。 | ||
| ☆参加神社(34神社) | ||||
| 鶴嶺八幡社 (4社) |
(1) | 浜之郷 | 鶴嶺八幡社 | (つるみねはちまんしゃ) |
| (2) | 矢畑 | 本社宮 | (ほんしゃぐう) | |
| (3) | 西久保 | 日吉神社 | (ひよしじんじゃ) | |
| (4) | 円蔵 | 神明大神 | (しんめいおおかみ) | |
| 鶴嶺地区 (4社) |
(5) | 中島 | 日枝神社 | (ひえじんじゃ) |
| (6) | 柳島 | 八幡宮 | (はちまんぐう) | |
| (7) | 萩園 | 三島大神 | (みしまおおかみ) | |
| (8) | 今宿 | 松尾大神 | (まつおおおかみ) | |
| 茅ヶ崎地区 (6社) |
(9) | 新町 | 厳島神社 | (いつくしまじんじゃ) |
| (10) | 十間坂 | 神明宮 | (しんめいぐう) | |
| (11) | 十間坂 | 第六天神社 | (だいろくてんじんじゃ) | |
| (12) | 中海岸 | 中海岸神社 | (なかかいがんじんじゃ) | |
| (13) | 中海岸 | 八大龍王神 | (はちだいりゅうおうじん) | |
| (14) | 本村 | 八坂神社 | (やさかじんじゃ) | |
| 寒川地区 (6社) |
(15) | 宮山 | 寒川神社 | (さむかわじんじゃ) |
| (16) | 一之宮 | 八幡大神 | (はちまんおおかみ) | |
| (17) | 倉見 | 倉見神社 | (くらみじんじゃ) | |
| (18) | 岡田 | 菅谷神社 | (すがやじんじゃ) | |
| (19) | 芹沢 | 腰掛神社 | (こしかけじんじゃ) | |
| (20) | 堤 | 八坂神社 | (やさかじんじゃ) | |
| 松林・小出地区 (9社) |
(21) | 高田 | 熊野神社 | (くまのじんじゃ) |
| (22) | 甘沼 | 八幡大神 | (はちまんおおかみ) | |
| (23) | 香川 | 諏訪神社 | (すわじんじゃ) | |
| (24) | 小和田 | 熊野神社 | (くまのじんじゃ) | |
| (25) | 菱沼 | 八王子神社 | (はちおうじじんじゃ) | |
| (26) | 室田 | 八王子神社 | (はちおうじじんじゃ) | |
| (27) | 下寺尾 | 諏訪神社 | (すわじんじゃ) | |
| (28) | 上赤羽根 | 八雲大神 | (やくもおおかみ) | |
| (29) | 下赤羽根 | 神明大神 | (しんめいおおかみ) | |
| 南湖地区 (5社) |
(30) | 南湖上町 | 金刀比良神社 | (ことひらじんじゃ) |
| (31) | 南湖中町 | 八雲神社 | (やくもじんじゃ) | |
| (32) | 南湖下町 | 住吉神社 | (すみよしじんじゃ) | |
| (33) | 鳥井戸 | 御霊神社 | (ごりょうじんじゃ) | |
| (34) | 茶屋町 | 茶屋町大神宮 | (ちゃやまちだいじんぐう) | |
| ☆浜降祭関連リンク | |
| ○ | 神奈川県文化財情報のページ |
| ○ | 茅ヶ崎市のページ |
| ○ | 茅ヶ崎観光協会のページ |
| ○ | 寒川神社のページ |
| (PDF形式) 平成23年度 茅ヶ崎海岸浜降祭チラシ(交通規制関連情報含む) |
| 茅ヶ崎海岸浜降祭保存会 |